森下さん 平和・教育語る 広島で講演 幼稚園教諭たちに
25年8月20日
中国地区私立幼稚園教育研修会広島大会が19日、広島市中区のホテルで開幕し、世界的なプリマバレリーナ森下洋子さん=中区出身=が記念講演に登壇。中国5県の幼稚園教諭たち約420人を前に、平和の思いや教育理念を語った。
森下さんは、70年以上の舞踊歴を振り返り、今でも毎日レッスンを欠かさないこと、原爆で大やけどを負いながら明るく生きた祖母の影響などを紹介。「一人一人が手を取り合って優しく見守ることが大切。全ての瞬間に『平和にする』と強く思い、行動すれば平和につながる」と訴えた。
呉市の認定こども園の保育士野口裕子さん(40)は「努力し、前向きな姿に感動した。同じ気持ちで子どもたちと接したい」と話していた。
全日本私立幼稚園連合会などの主催。エリザベト音楽大付属音楽園の児童たちによる合唱もあった。20日は「遊びと学び」などをテーマに六つの分科会が開かれる。(桑島美帆)
(2025年8月20日朝刊掲載)
森下さんは、70年以上の舞踊歴を振り返り、今でも毎日レッスンを欠かさないこと、原爆で大やけどを負いながら明るく生きた祖母の影響などを紹介。「一人一人が手を取り合って優しく見守ることが大切。全ての瞬間に『平和にする』と強く思い、行動すれば平和につながる」と訴えた。
呉市の認定こども園の保育士野口裕子さん(40)は「努力し、前向きな姿に感動した。同じ気持ちで子どもたちと接したい」と話していた。
全日本私立幼稚園連合会などの主催。エリザベト音楽大付属音楽園の児童たちによる合唱もあった。20日は「遊びと学び」などをテーマに六つの分科会が開かれる。(桑島美帆)
(2025年8月20日朝刊掲載)