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　２年ぶりに訪日している国連のグテレス事務総長は２１日、横浜市で記者会見し、核兵器禁止条約の支持を表明し「世界中からより多くの支持が集まっている。大変重要な計画だ」と述べた。

　これまでに広島に３度、長崎に２度訪れたとし「とても感銘を受けた」と回顧。被爆者の証言は「核兵器のない世界に向けて闘い続けるという私たちの義務を自覚させてくれる」と訴えた。

　「核軍縮と核不拡散はコインの両面」と指摘し、ともに重視する国連の考えを説明した。来年４月に始まる核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議について「成功が特に重要」との認識を示した。（宮野史康）

（２０２５年８月２２日朝刊掲載）