パグウォッシュ会議がCF 11月に広島で世界大会 目標500万円 月内募る
25年8月25日
核兵器廃絶を目指す科学者たちの国際組織「パグウォッシュ会議」が広島市中区で11月に開く世界大会について、大会の実行委員会が運営資金の一部をクラウドファンディング(CF)で8月末まで募っている。米ロなど50カ国以上から100人を超す参加が見込まれるとし、充実した大会運営のため幅広い支援を求めている。
大会は11月1~5日に広島国際会議場で開催。核軍縮や核不拡散、先端科学技術とそのリスクなどを討議し、最終日に広島宣言を発表する。一般向けの公開プログラムとして被爆者や市民との対話もある。
海外参加者の滞在費の全額負担のほか、若手研究者や学生の参加補助などに多くの運営資金が必要とし、CFの目標額は500万円に設定した。寄付額によって特典があり、オンライン報告会への招待(2万円)をはじめ、企業向けとして会場やホームページへのロゴなど掲載(10万円)も用意した。
実行委は「特に若手世代の参加機会の拡充は将来にわたる平和構築に非常に重要」などとし、協力を呼びかけている。(藤村潤平)
(2025年8月25日朝刊掲載)
大会は11月1~5日に広島国際会議場で開催。核軍縮や核不拡散、先端科学技術とそのリスクなどを討議し、最終日に広島宣言を発表する。一般向けの公開プログラムとして被爆者や市民との対話もある。
海外参加者の滞在費の全額負担のほか、若手研究者や学生の参加補助などに多くの運営資金が必要とし、CFの目標額は500万円に設定した。寄付額によって特典があり、オンライン報告会への招待(2万円)をはじめ、企業向けとして会場やホームページへのロゴなど掲載(10万円)も用意した。
実行委は「特に若手世代の参加機会の拡充は将来にわたる平和構築に非常に重要」などとし、協力を呼びかけている。(藤村潤平)
(2025年8月25日朝刊掲載)