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被爆樹木寄贈で仙台市が感謝状 広島東南RCに

 広島東南ロータリークラブ(RC、広島市中区)が、2011年の東日本大震災で被災した仙台市に被爆樹木の苗木を贈る活動を続けてきたとして、市から感謝状を受けた。

 震災翌年から25年までにムクノキやアオギリなど約100本の苗木を届けた。震災遺構の市立荒浜小前の公園などに植えられ、市民の憩いの場となっているという。同RCはほかにピアノ10台を宮城県内の保育所や福祉施設に寄贈している。

 感謝状は4月26日付。7月、田上克彦前会長たちが広島市役所を訪れ、松井一実市長に報告した。田上前会長は「被災地の樹木の成長はまだこれから。今後も取り組みに力を入れたい」と話した。

(2025年8月25日朝刊掲載)

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