[戦後80年 県北] 企画展来館者へ 折り鶴缶バッジ 三次 市歴史民俗資料館
25年8月26日
三次市三次町の市歴史民俗資料館が、開催中の終戦80年の企画展に合わせ、クイズに答えた来館者に平和記念公園(広島市中区)に手向けられた折り鶴を使った缶バッジをプレゼントしている。31日まで。無料。
直径約4・5センチで約20色ある。広島市から譲り受けた折り鶴を再び折り紙の状態に戻し、円く切り抜いて資料館のスタッフたちが手作り。折り鶴をデザインしたスタンプも押している。
企画展は「三次の子どもたちにあったこと」。被爆から10年後に12歳で亡くなり、「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんが原爆投下後に母の郷里・三次で約1年半過ごしたことなどを紹介。被爆前後に路面電車を走らせた三次出身の女学生をはじめ、呉市の兵器工場への学徒動員についてパネルや資料を並べて解説する。
辻村寿三郎人形館(有料)のある同資料館。「三次の子どもたちの視点から戦争を考えてもらえたら」と呼びかけている。水曜休館。☎0824(64)1036。(林淳一郎)
(2025年8月26日朝刊掲載)
直径約4・5センチで約20色ある。広島市から譲り受けた折り鶴を再び折り紙の状態に戻し、円く切り抜いて資料館のスタッフたちが手作り。折り鶴をデザインしたスタンプも押している。
企画展は「三次の子どもたちにあったこと」。被爆から10年後に12歳で亡くなり、「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんが原爆投下後に母の郷里・三次で約1年半過ごしたことなどを紹介。被爆前後に路面電車を走らせた三次出身の女学生をはじめ、呉市の兵器工場への学徒動員についてパネルや資料を並べて解説する。
辻村寿三郎人形館(有料)のある同資料館。「三次の子どもたちの視点から戦争を考えてもらえたら」と呼びかけている。水曜休館。☎0824(64)1036。(林淳一郎)
(2025年8月26日朝刊掲載)