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平和行進 次々広島入り 県生協連や原水協など

■記者 久行大輝

 核兵器廃絶を訴えて広島県内を歩いた県生活協同組合連合会などの「市民平和行進」が4日、広島市中区の平和記念公園に到着した。

 7月28日に三原市をスタートし福山、三次の両市を巡った行進を受け継ぐ形で約200人が参加。「子どもたちに平和な未来を」などと書かれた横断幕を掲げ、市内約2キロを歩いてゴールした。

 公園で県被団協の坪井直理事長に出迎えられた参加者は、原爆慰霊碑に花を手向け、原爆供養塔前で集結式。矢野西小5年の村田将雪君(10)=安芸区=が「戦争や核兵器のない平和な世界をつくりたい」と決意表明した。

 この日は、5月6日に東京からスタートするなどした日本原水協などの国民平和大行進と、6月6日に東京を出発した日本山妙法寺の平和行進も平和記念公園に相次いで到着した。全国を歩いた原水禁国民会議などの非核・平和行進は既に3日に到着している。

(2009年8月5日朝刊掲載)

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