被爆80年 被団協など集会 来月都内 惨禍伝え 運動継承目指す
25年9月6日
日本被団協など約30団体でつくる実行委員会は5日、被団協のノーベル平和賞決定から1年となる10月11日に東京・有楽町朝日ホールで、被爆の惨禍を伝える集会を開くと発表した。被爆80年の節目に核兵器廃絶の機運を高め、次世代に運動を継承しようと企画した。
被団協史を学んでいる昭和女子大の学生たち10~15人が、戦争や原爆をテーマにしたオリジナルの朗読劇を披露する予定。参加者が、被爆者を含む戦争経験者3人と語り合うコーナーも設ける。核兵器の非人道性を伝える映像の上映や、核廃絶を目指す市民団体のリレートークもある。
被団協の浜住治郎事務局長(79)は5日、都内で開いた記者会見で「被爆者運動をどうつないでいくかが課題だ。被爆90年を考えた時、今回の取り組みは意義がある」と訴えた。
定員636人。参加費千円(高校生以下500円)。一部企画は千円でオンライン参加もできる。実行委☎03(6452)9025。(堀晋也)
(2025年9月6日朝刊掲載)
被団協史を学んでいる昭和女子大の学生たち10~15人が、戦争や原爆をテーマにしたオリジナルの朗読劇を披露する予定。参加者が、被爆者を含む戦争経験者3人と語り合うコーナーも設ける。核兵器の非人道性を伝える映像の上映や、核廃絶を目指す市民団体のリレートークもある。
被団協の浜住治郎事務局長(79)は5日、都内で開いた記者会見で「被爆者運動をどうつないでいくかが課題だ。被爆90年を考えた時、今回の取り組みは意義がある」と訴えた。
定員636人。参加費千円(高校生以下500円)。一部企画は千円でオンライン参加もできる。実行委☎03(6452)9025。(堀晋也)
(2025年9月6日朝刊掲載)