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森重昭さん半生 紹介映画を上映 広島で22日

 広島市内で被爆死した米兵捕虜の存在を明らかにした森重昭さん(88)=西区=の半生を伝えるドキュメンタリー映画「ペーパー・ランタン(灯籠流し)」の上映会とトークセッションが、22日午後6時から中区の原爆資料館東館地下1階である。無料。

 自身も8歳の時に被爆しながら、米兵捕虜の調査を続けた森さんの存在を広く発信しようと、広島平和文化センターが企画した。映画は2016年、米国のバリー・フレシェット監督が作った。犠牲になった捕虜12人の最期を伝えようと足跡をたどり、遺族と交流を重ねた森さんの熱意を描いている。約60分。

 トークセッションは約30分で森さんと妻佳代子さんも登壇する。定員312人。詳細はセンターホームページから。https://h-ircd.jp/news/paperlanterns-movie.html

(2025年9月20日朝刊掲載)

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