被団協代表理事 国連演説へ出発
25年9月25日
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の被爆者が26日、各国首脳が集まる国連総会の一般討論演説に合わせた高官級会合で核兵器廃絶を訴える。
演説するのは田中聡司代表理事(81)=広島市西区。24日、米ニューヨークの国連本部に向け日本を出発した。広島で入市被爆し、これまでに食道がんなど六つのがんで入退院を繰り返してきた。
演説では核兵器保有国の責任を追及し、被爆者との面会を求める。田中さんは「一ミリでも核保有国のリーダーを動かしたい。もう間に合わなくなる。ハチの一刺しで、こちらを振り向かせたい」と意気込む。
(2025年9月25日朝刊掲載)
演説するのは田中聡司代表理事(81)=広島市西区。24日、米ニューヨークの国連本部に向け日本を出発した。広島で入市被爆し、これまでに食道がんなど六つのがんで入退院を繰り返してきた。
演説では核兵器保有国の責任を追及し、被爆者との面会を求める。田中さんは「一ミリでも核保有国のリーダーを動かしたい。もう間に合わなくなる。ハチの一刺しで、こちらを振り向かせたい」と意気込む。
(2025年9月25日朝刊掲載)