全国の同世代と平和誓い合った ユースピースボランティア 振り返る会
25年9月29日
被爆80年の夏、全国から広島に訪れた子どもに被爆の実態を伝え、交流した「ユースピースボランティア」の活動を振り返る会が28日、広島市中区の原爆資料館であった。取り組みを通じた学びや感想を話し合い、平和活動の意義を考えた。
ボランティアを務めた広島、岡山など5県の中高生333人のうち、約50人が参加。全国各地の小中高生約800人を迎えて8月に市内で開いた「全国平和学習の集い」で、グループ討論の進行役などを担った活動を映像でたどった。
続いて各5人ほどのグループに分かれ、自由にディスカッション。安佐南区の安佐中3年国元結心(ゆな)さん(15)は、福島県の参加者から原爆投下の訓練として米軍が県内に落とした「模擬原爆」について聞いたと紹介。「知らないことが多かった。他県の戦争被害についても学び、伝えていきたい」と話した。
ボランティアは集いに合わせ、広島平和文化センター(中区)が養成。メンバーは11月に市内である「広島こども平和サミット」で、集いの報告をする。(桧山菜摘)
(2025年9月29日朝刊掲載)
ボランティアを務めた広島、岡山など5県の中高生333人のうち、約50人が参加。全国各地の小中高生約800人を迎えて8月に市内で開いた「全国平和学習の集い」で、グループ討論の進行役などを担った活動を映像でたどった。
続いて各5人ほどのグループに分かれ、自由にディスカッション。安佐南区の安佐中3年国元結心(ゆな)さん(15)は、福島県の参加者から原爆投下の訓練として米軍が県内に落とした「模擬原爆」について聞いたと紹介。「知らないことが多かった。他県の戦争被害についても学び、伝えていきたい」と話した。
ボランティアは集いに合わせ、広島平和文化センター(中区)が養成。メンバーは11月に市内である「広島こども平和サミット」で、集いの報告をする。(桧山菜摘)
(2025年9月29日朝刊掲載)