「核なき世界目指す」 ベトナム国会副議長 平和公園で慰霊碑に献花
25年9月28日
ベトナムのチャン・クアン・フオン国会副議長(64)が27日、広島市中区の平和記念公園を初めて訪れ、原爆慰霊碑に献花した。原爆資料館も見学し、芳名録に「全人類の平和と持続可能な未来のため、核兵器のない世界を目指す」と記した。
フオン副議長は慰霊碑に花を手向けた後、目を閉じ、6秒ほど頭を下げた。資料館では石田芳文館長の案内で、被爆直後の市中心部の惨状や被爆者の放射線被害を伝える写真などを見て回った。
石田館長から展示資料を解説する図録を受け取った際には「核兵器廃絶に向け、この資料を伝えていく」と誓った。同行者によると、被爆80年の節目に広島訪問を望んだという。(平田智士)
(2025年9月28日朝刊掲載)
フオン副議長は慰霊碑に花を手向けた後、目を閉じ、6秒ほど頭を下げた。資料館では石田芳文館長の案内で、被爆直後の市中心部の惨状や被爆者の放射線被害を伝える写真などを見て回った。
石田館長から展示資料を解説する図録を受け取った際には「核兵器廃絶に向け、この資料を伝えていく」と誓った。同行者によると、被爆80年の節目に広島訪問を望んだという。(平田智士)
(2025年9月28日朝刊掲載)








