被爆や復興 広島の歴史学ぶ 中南米の万博スタッフ 平和公園を訪問
25年9月27日
大阪・関西万博のスタッフとして働く中南米の約10人が26日、広島市中区の平和記念公園を訪れた。10月13日の万博閉幕後に帰国するのを前に、原爆の被害や復興の歩みを直接学びたいと有志で企画した。
ホンジュラスやキューバ、ブラジルなど5カ国の20~50代が休日を利用して広島入り。日本人スタッフの案内を受けながら、原爆ドームや原爆の子の像を巡った。原爆資料館では1時間半ほどかけて被爆前後の街の写真などを見て回り、説明文を読み込んでいた。
アルゼンチン出身のクララ・サラレギさん(30)は「これほどの被害を受けても街を復興させた広島の人々の強さを感じた。帰国したら友人や家族と分かち合いたい」と話していた。(馬上稔子)
(2025年9月27日朝刊掲載)
ホンジュラスやキューバ、ブラジルなど5カ国の20~50代が休日を利用して広島入り。日本人スタッフの案内を受けながら、原爆ドームや原爆の子の像を巡った。原爆資料館では1時間半ほどかけて被爆前後の街の写真などを見て回り、説明文を読み込んでいた。
アルゼンチン出身のクララ・サラレギさん(30)は「これほどの被害を受けても街を復興させた広島の人々の強さを感じた。帰国したら友人や家族と分かち合いたい」と話していた。(馬上稔子)
(2025年9月27日朝刊掲載)