8・6企画広告の収益200万円寄付 広島市に本社 東京写真展の100万円も届ける
25年9月27日
中国新聞社は26日、被爆80年の8月6日朝刊に掲載した企画広告の収益金200万円を広島市に寄付した。合わせて中国、朝日、毎日の新聞3社、中国放送と共同通信社で東京で開いた「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」の入場料収入の一部100万円も市に届けた。
岡畠鉄也社長たち6人が市役所に松井一実市長を訪ね、目録を手渡した。松井市長は各地で戦争が続く国際情勢に触れ、「被爆の実相という事実を伝えることが、人々が対話できる状況をつくる」と強調。岡畠社長に感謝状を贈った。
企画広告は「未来へ繋(つな)ぐ広島の記憶 平和の灯を永遠に」の見出しの下、256社・団体が名を連ねた。企画展は5社が5月31日~8月17日、東京都写真美術館で初めて主催。1945年に撮影された広島原爆の記録写真162点と映像2点を展示し、計3万7309人が訪れた。
市は計300万円を基金に積み、原爆ドームの保存や平和推進に役立てるという。岡畠社長は「広島の原爆被害を後世に伝えてほしい」と述べた。(樋口浩二)
(2025年9月27日朝刊掲載)
岡畠鉄也社長たち6人が市役所に松井一実市長を訪ね、目録を手渡した。松井市長は各地で戦争が続く国際情勢に触れ、「被爆の実相という事実を伝えることが、人々が対話できる状況をつくる」と強調。岡畠社長に感謝状を贈った。
企画広告は「未来へ繋(つな)ぐ広島の記憶 平和の灯を永遠に」の見出しの下、256社・団体が名を連ねた。企画展は5社が5月31日~8月17日、東京都写真美術館で初めて主催。1945年に撮影された広島原爆の記録写真162点と映像2点を展示し、計3万7309人が訪れた。
市は計300万円を基金に積み、原爆ドームの保存や平和推進に役立てるという。岡畠社長は「広島の原爆被害を後世に伝えてほしい」と述べた。(樋口浩二)
(2025年9月27日朝刊掲載)