[被爆80年] 訪米中のWFC平和使節団 ウィルミントン大へ到着 原爆の惨禍 シンポで訴えへ
25年9月30日
広島市中区のNPO法人ワールド・フレンドシップ・センター(WFC)の平和使節団が28日、米オハイオ州のウィルミントン大に到着した。29日に始まる同大の平和資料センター設立50周年の記念シンポジウムなどに参加し、原爆の惨禍と平和の大切さを訴える。(ウィルミントン発 山本祐司)
被爆2世で広島市の被爆体験伝承者の甲斐晶子さん(69)=東区=たち4人が、センターのターニャ・マウス所長(55)から「皆さんの参加も得てシンポを開き、武力戦争や核兵器の拡散を止めるエネルギーを起こしたい」と歓迎のあいさつを受けた。広島でWFCを創設し、米国に戻って平和資料センターを開いた平和活動家バーバラ・レイノルズさん(1915~90年)に関連する展示資料を見学した。
19日に日本を出発した使節団は6人で西海岸のポートランド、シアトルを巡り、市民と対話を重ね交流した。うち10代の2人は当初の予定通り27日に帰国の途に就いた。
(2025年9月30日朝刊掲載)
被爆2世で広島市の被爆体験伝承者の甲斐晶子さん(69)=東区=たち4人が、センターのターニャ・マウス所長(55)から「皆さんの参加も得てシンポを開き、武力戦争や核兵器の拡散を止めるエネルギーを起こしたい」と歓迎のあいさつを受けた。広島でWFCを創設し、米国に戻って平和資料センターを開いた平和活動家バーバラ・レイノルズさん(1915~90年)に関連する展示資料を見学した。
19日に日本を出発した使節団は6人で西海岸のポートランド、シアトルを巡り、市民と対話を重ね交流した。うち10代の2人は当初の予定通り27日に帰国の途に就いた。
(2025年9月30日朝刊掲載)