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ガザ攻撃 広島から抗議の声 戦闘開始2年で集会

 イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘開始から2年になった7日、広島市中心部では被爆者や市民有志がパレスチナ自治区ガザで続く同軍の激しい攻撃に抗議の声を上げた。

 市民団体「広島パレスチナともしび連帯共同体」などが中区の原爆ドーム前で集いを開き、約50人が参加した。キャンドル約500個で「STOP ISRAEL(イスラエルに歯止めを)」とのメッセージを浮かび上がらせた。

 同団体メンバーの田浪亜央江・市立大准教授は「ジェノサイド(民族大虐殺)を一気に加速させた暴力的な2年間だ」。駆けつけた広島県被団協の佐久間邦彦理事長(80)は「広島から世界に向け、イスラエルは攻撃をやめろと叫びたい」と力を込めた。(小林可奈)

(2025年10月8日朝刊掲載)

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