ノーベル賞4団体討論 広島で来月パグウォッシュ会議世界大会 組織委日程発表 一般公開の講演も
25年10月18日
核兵器廃絶を目指す科学者たちの国際組織「パグウォッシュ会議」世界大会の組織委員会は17日、広島市中区の広島国際会議場で11月1~5日に開く同大会の主な参加者や日程を発表した。イスラエルのオルメルト元首相とパレスチナ自治政府のアルキドワ元外相の対話などを予定し、38カ国・地域の科学者や政府関係者たち約150人が参加する。
初日の1日は日本被団協などノーベル平和賞受賞4団体の代表のパネル討論、2日は特別講演「核戦争のもたらす影響」がある。いずれも一般公開する。
3、4の両日は非公開の行事が続き、「欧州の安全保障の将来」などを討議するほか、オルメルト氏とアルキドワ氏がイスラエルとパレスチナの和平プロセスを語り合う。最終日の5日は、核軍縮の方策を示す「広島宣言」を発表する。
記者会見した組織委員会委員長の広渡清吾・東京大名誉教授は「科学者が緻密な議論をし、戦争放棄と核兵器廃絶に向けて提案する。注目してほしい」と述べた。開催経費に充てる寄付の振込先を大会のウェブサイトで案内している。(小林可奈)
(2025年10月18日朝刊掲載)
初日の1日は日本被団協などノーベル平和賞受賞4団体の代表のパネル討論、2日は特別講演「核戦争のもたらす影響」がある。いずれも一般公開する。
3、4の両日は非公開の行事が続き、「欧州の安全保障の将来」などを討議するほか、オルメルト氏とアルキドワ氏がイスラエルとパレスチナの和平プロセスを語り合う。最終日の5日は、核軍縮の方策を示す「広島宣言」を発表する。
記者会見した組織委員会委員長の広渡清吾・東京大名誉教授は「科学者が緻密な議論をし、戦争放棄と核兵器廃絶に向けて提案する。注目してほしい」と述べた。開催経費に充てる寄付の振込先を大会のウェブサイトで案内している。(小林可奈)
(2025年10月18日朝刊掲載)








