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デジタル社会の被爆体験継承は 中区で25日講座

 広島市中区のNPO法人ワールド・フレンドシップ・センター(WFC)は25日午前10時、中区の市中央公民館でデジタル技術を使って被爆体験を継承する意義や課題を考える講座を開く。

 「被爆の実相とは何か―デジタル・AI(人工知能)社会の次世代に記憶を託すために」をテーマに、広島大平和センターのファンデルドゥース瑠璃センター長が話す。仮想現実(VR)で被爆前後の街並みを映像化したり、AIを活用し被爆者と疑似対話できる装置が開発されたりする中でヒロシマを伝えることの本質を問う。

 参加費千円(高校生以下無料)で定員60人。前日までに申し込む。WFC事務所☎082(503)3191。

(2025年10月22日朝刊掲載)

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