[被爆80年] 被爆による心身の傷 報告 広島で26日 後障害研究会
25年10月22日
原爆放射線の影響をテーマにした「原子爆弾後障害研究会」が26日、広島市中区の広島国際会議場地下2階である。広島大の鎌田七男名誉教授が、被爆者の心身の傷について特別講演。医療や援護の歩みを振り返るシンポジウムもある。入場無料。
鎌田氏は、爆心地から500メートル以内で被爆した78人の追跡調査を続けてきた。複数のがんを患ったり、精神的な不安にさいなまれたりした症例を紹介。医学的な観点から原爆の非人道性を語る。
「被爆80年―被爆者医療の総括と展望」と題したシンポには、放射線医療や被爆者運動の歴史に詳しい専門家や行政関係者計6人が登壇する。新型コロナウイルス禍が被爆者に与えた影響などに関する研究発表もある。
広島原爆障害対策協議会などが1959年から広島と長崎で交互に開き、65回目。午前9時半~午後4時15分。申し込み不要で先着130人。同協議会☎082(243)2451=平日のみ。(下高充生)
(2025年10月22日朝刊掲載)
鎌田氏は、爆心地から500メートル以内で被爆した78人の追跡調査を続けてきた。複数のがんを患ったり、精神的な不安にさいなまれたりした症例を紹介。医学的な観点から原爆の非人道性を語る。
「被爆80年―被爆者医療の総括と展望」と題したシンポには、放射線医療や被爆者運動の歴史に詳しい専門家や行政関係者計6人が登壇する。新型コロナウイルス禍が被爆者に与えた影響などに関する研究発表もある。
広島原爆障害対策協議会などが1959年から広島と長崎で交互に開き、65回目。午前9時半~午後4時15分。申し込み不要で先着130人。同協議会☎082(243)2451=平日のみ。(下高充生)
(2025年10月22日朝刊掲載)








