平和伝える人形劇 児童に披露 元宇品小で「ひょうたん島」の劇団
25年10月25日
NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」で知られる劇団ひとみ座が22日、広島市南区の元宇品小を訪れ、戦争と平和をテーマにした人形劇「シュレミールと小さな潜水艦」を上演した。文化庁の派遣事業で、全校児童約70人が鑑賞し、プロの技術を体感した。
劇団員7人が体育館の特設舞台で、白猫のシュレミールと意思を持った潜水艦のアルムが戦争を終わらせようと奔走する物語を披露した。巧みな手の動きで人形をコミカルに操り、迫真の声色で魅了。児童は笑ったり拍手をしたりして喜んでいた。3、4年生約20人を対象にワークショップもあり、児童は劇の幕あいに潜水艦で海の生物を観察する人形劇に挑戦した。
派遣事業はその道のプロの上演やワークショップを通し、子どもの表現力や想像力を育む試み。4年井上諒(あさ)さん(9)は「アルムが平和のために頑張る姿に感動した。命は一つしかないから戦争は駄目だと思った」と話していた。(間庭翔太郎)
(2025年10月25日朝刊掲載)
劇団員7人が体育館の特設舞台で、白猫のシュレミールと意思を持った潜水艦のアルムが戦争を終わらせようと奔走する物語を披露した。巧みな手の動きで人形をコミカルに操り、迫真の声色で魅了。児童は笑ったり拍手をしたりして喜んでいた。3、4年生約20人を対象にワークショップもあり、児童は劇の幕あいに潜水艦で海の生物を観察する人形劇に挑戦した。
派遣事業はその道のプロの上演やワークショップを通し、子どもの表現力や想像力を育む試み。4年井上諒(あさ)さん(9)は「アルムが平和のために頑張る姿に感動した。命は一つしかないから戦争は駄目だと思った」と話していた。(間庭翔太郎)
(2025年10月25日朝刊掲載)








