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　若手研究者や学生たちが核軍縮や平和について討論する「ヤングパグウォッシュ会議」が３１日、広島市中区で２日間の日程を終え、閉幕した。２２カ国・地域の３６人が参加した。

　会議は非公開。主催する国際学生ヤングパグウォッシュによると、参加者は５グループに分かれ、核兵器を巡る４０年後の情勢について討議した。平和構築と核不拡散、人工知能（ＡＩ）など６テーマによるプレゼンテーションもあった。

　参加したニコラス・アヤラ・アルボレダさん（３１）＝ドイツ＝は「被爆者の小倉桂子さんの証言を聞き、広島開催の意義を実感した」と２日間を振り返った。

　参加者は引き続き広島に滞在し、１日から始まるパグウォッシュ会議に出席する。（小林可奈）

（２０２５年１１月１日朝刊掲載）