「原爆展」悲惨さ伝える 山口 22日「被爆80年」茶話会
25年11月20日
広島と長崎の原爆被害を伝える「原爆展」が、山口市道場門前の市民活動支援センターさぽらんてで開かれている。原爆の悲惨さや平和の大切さを再認識してもらおうと、山口市原爆被害者の会が主催した。入場無料。23日まで。
けが人が横たわる救護所や建物が倒壊した町の様子、被爆死した中学生の炭化して真っ黒になった弁当など写真20点を、解説文を添えて並べている。開場は午前9時半~午後6時で、最終日は午後4時まで。
同会会員の原田満里子さんが描いた、3歳の時に被爆して亡くなった鉄谷伸一ちゃんの三輪車の絵画も飾っている。会場には、原爆や戦争に関する書籍などを置いている。
22日午後2時からは、「被爆80年に思う」をテーマにした市民と会員の茶話会を開く。23日午後2時からは、同会が被爆をテーマに制作した紙芝居「充君は生きたかった―康おじいちゃんのはなし―」を参加者たちで読むイベントを予定している。
1歳の時に広島市で被爆した同会の永野和代会長(81)は「原爆では熱線や放射線のほか、多くの人が衝撃波(爆風・爆圧)で亡くなったとされる。社会情勢などに惑わされず、核兵器はいけないと心に留めてほしい」と話していた。 (鈴木愛理)
(2025年11月20日朝刊掲載)
けが人が横たわる救護所や建物が倒壊した町の様子、被爆死した中学生の炭化して真っ黒になった弁当など写真20点を、解説文を添えて並べている。開場は午前9時半~午後6時で、最終日は午後4時まで。
同会会員の原田満里子さんが描いた、3歳の時に被爆して亡くなった鉄谷伸一ちゃんの三輪車の絵画も飾っている。会場には、原爆や戦争に関する書籍などを置いている。
22日午後2時からは、「被爆80年に思う」をテーマにした市民と会員の茶話会を開く。23日午後2時からは、同会が被爆をテーマに制作した紙芝居「充君は生きたかった―康おじいちゃんのはなし―」を参加者たちで読むイベントを予定している。
1歳の時に広島市で被爆した同会の永野和代会長(81)は「原爆では熱線や放射線のほか、多くの人が衝撃波(爆風・爆圧)で亡くなったとされる。社会情勢などに惑わされず、核兵器はいけないと心に留めてほしい」と話していた。 (鈴木愛理)
(2025年11月20日朝刊掲載)








