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オバマジョリティー機運盛り上げ 県郷土民謡・踊協会が音頭を考案

■記者 赤江裕紀

 県郷土民謡・踊協会(宍戸俊三理事長)が「オバマジョリティー音頭」を考案し、10日、広島市役所で披露した。核兵器廃絶を目指す市が提唱している「オバマジョリティー・キャンペーン」のPRに役立てる。

 「核なき 平和をネ 全力つくして 世界のために」「Yes we can」―。恒久平和を願う歌詞を約5分間の明るい曲に乗せる。この日は協会のメンバーが輪になり、手招きしたり、力強く拳で胸を打ったりする振り付けで踊った。

 市のキャンペーンに賛同し、6月初旬から約2カ月で完成させた。宍戸理事長は「学校や地域の行事で活用してもらいたい。オバマ米大統領にも見てほしい」と意気込む。CD発売も検討する。

 秋葉忠利市長も試作の曲を聴き、気に入っていたという。市文化スポーツ部は「積極的に活用し、市民がキャンペーンに加わるきっかけにしたい」と歓迎している。

(2009年8月11日朝刊掲載)

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