慰霊碑や被爆樹木紹介 詩画集 CDブックで復刻
09年8月18日
■記者 水川恭輔
被爆体験記の英訳を進める広島市の市民団体「ヒロシマ・スピークス・アウト」が、原爆慰霊碑や被爆樹木を紹介する詩画集「あしたきらきら」をCDブックに復刻した。
詩画集は、詩人伊藤真理子さん(70)=東京=が原爆被害や追悼の念をつづった詩102編それぞれに、慰霊碑100基と被爆樹木2本の絵を添えている。絵はイラストレーターの故山崎盛夫氏が被爆死した義父への追悼の思いを込めて描いた。1994年に出版し、絶版となっていた。 メンバーが2006年、「絵が明るく、子どもにも読みやすい」と注目。伊藤さんの了解を得て、日本語と英語で碑の解説文も加え、CDに収録した。
広島市役所で会見した伊藤さんは「鎮魂と平和の気持ちが伝われば」。浜井道子共同代表は「町内会や学校などさまざまな碑を通じて悲惨さを学び取ってほしい」と語った。1枚500円。浜井さんTel082(927)1691。
(2009年8月15日朝刊掲載)
被爆体験記の英訳を進める広島市の市民団体「ヒロシマ・スピークス・アウト」が、原爆慰霊碑や被爆樹木を紹介する詩画集「あしたきらきら」をCDブックに復刻した。
詩画集は、詩人伊藤真理子さん(70)=東京=が原爆被害や追悼の念をつづった詩102編それぞれに、慰霊碑100基と被爆樹木2本の絵を添えている。絵はイラストレーターの故山崎盛夫氏が被爆死した義父への追悼の思いを込めて描いた。1994年に出版し、絶版となっていた。 メンバーが2006年、「絵が明るく、子どもにも読みやすい」と注目。伊藤さんの了解を得て、日本語と英語で碑の解説文も加え、CDに収録した。
広島市役所で会見した伊藤さんは「鎮魂と平和の気持ちが伝われば」。浜井道子共同代表は「町内会や学校などさまざまな碑を通じて悲惨さを学び取ってほしい」と語った。1枚500円。浜井さんTel082(927)1691。
(2009年8月15日朝刊掲載)