戦時下伝える 県民提供300点 中区で平和展始まる
09年8月24日
■記者 水川恭輔
戦争の被害や戦時下の市民の暮らしを紹介する「平和のための広島の戦争展」が21日、県民文化センター(中区)で始まった。県内の労働組合など30団体が主催し、24日まで。
戦車や戦闘機の柄が描かれた子ども用の着物、防空ずきん、陶器製の手りゅう弾など県民から提供を受けた計約300点を展示。日中戦争での中国の被害や防空訓練を説明するパネル展示もあり、多くの命や自由な生活を奪う戦争の現実を伝えている。
会場では戦争体験の証言や被爆体験記の朗読会も開かれた。安佐南区のパート職員梅田嘉恵さん(45)は「衣服の柄で子どもまで洗脳しようとする戦争の怖さが伝わった」と話していた。無料。午前10時~午後6時(24日は午後5時まで)。
(2009年8月22日朝刊掲載)
戦争の被害や戦時下の市民の暮らしを紹介する「平和のための広島の戦争展」が21日、県民文化センター(中区)で始まった。県内の労働組合など30団体が主催し、24日まで。
戦車や戦闘機の柄が描かれた子ども用の着物、防空ずきん、陶器製の手りゅう弾など県民から提供を受けた計約300点を展示。日中戦争での中国の被害や防空訓練を説明するパネル展示もあり、多くの命や自由な生活を奪う戦争の現実を伝えている。
会場では戦争体験の証言や被爆体験記の朗読会も開かれた。安佐南区のパート職員梅田嘉恵さん(45)は「衣服の柄で子どもまで洗脳しようとする戦争の怖さが伝わった」と話していた。無料。午前10時~午後6時(24日は午後5時まで)。
(2009年8月22日朝刊掲載)