シエラレオネの子どもに平和のクレヨン贈ろう
09年8月25日
■記者 水川恭輔
広島市の市民グループ「母たちの平和運動」(大原裕子代表世話人)が、アフリカのシエラレオネの子どもにクレヨンや鉛筆を贈る活動を始めた。「平和のクレヨン」プロジェクトと名付け、市民に提供を呼び掛ける。
色が不ぞろいのクレヨンセットや使いかけの鉛筆なども受け付ける。12月に現地へ帰国する広島大の留学生に託し、学校を通じて子どもに届ける。
同国は1991年から2002年まで内戦が続き、貧困のため平均寿命が特に短い国の一つに挙げられている。日本ユニセフ協会からの派遣で現地の教員養成カリキュラムづくりに携わった広島大大学院生小松真理子さん(32)=東広島市=も一緒に活動する。
被爆2年後の広島に米国から文房具が届き、本川小(中区)児童がお礼の絵や書を米国に贈ったエピソードを、グループのメンバーが知ったのがきっかけ。当時の同小児童も活動に協力する。
大原さんは「シエラレオネの子どもにも絵を描く楽しみを届けたい」と呼び掛けている。同グループTel082(922)8826。
(2009年8月25日朝刊掲載)
広島市の市民グループ「母たちの平和運動」(大原裕子代表世話人)が、アフリカのシエラレオネの子どもにクレヨンや鉛筆を贈る活動を始めた。「平和のクレヨン」プロジェクトと名付け、市民に提供を呼び掛ける。
色が不ぞろいのクレヨンセットや使いかけの鉛筆なども受け付ける。12月に現地へ帰国する広島大の留学生に託し、学校を通じて子どもに届ける。
同国は1991年から2002年まで内戦が続き、貧困のため平均寿命が特に短い国の一つに挙げられている。日本ユニセフ協会からの派遣で現地の教員養成カリキュラムづくりに携わった広島大大学院生小松真理子さん(32)=東広島市=も一緒に活動する。
被爆2年後の広島に米国から文房具が届き、本川小(中区)児童がお礼の絵や書を米国に贈ったエピソードを、グループのメンバーが知ったのがきっかけ。当時の同小児童も活動に協力する。
大原さんは「シエラレオネの子どもにも絵を描く楽しみを届けたい」と呼び掛けている。同グループTel082(922)8826。
(2009年8月25日朝刊掲載)