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ブラウン監督 核廃絶訴える 平和ナイターPR

■記者 村島健輔

 広島東洋カープのマーティー・ブラウン監督は27日、マツダスタジアムで9月15日にある「ピースナイター」について「世界最初の被爆地にある球団として、野球を通じて核兵器廃絶を広く訴えたい」と意義をアピールした。

 ピースナイターの概要を正式発表する記者会見で述べた。ブラウン監督は、当日にカープ選手全員がユニホーム袖に着けるワッペンも披露した。原爆ドームと球場を組み合わせた図柄となっている。

 ピースナイターは対中日戦で試合開始は午後6時。緑のTシャツを着た約900人が内野2階スタンドに並んで座り、原爆ドームと同じ高さ25メートルの「ピースライン」を表現する。また、観客全員に緑のポスターを配り、三回と五回のイニング終了時に一斉に掲げてもらって核兵器廃絶と世界平和を発信する。

(2009年8月28日朝刊掲載)

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