若手外交官らヒロシマ学ぶ 国連軍縮フェロー
09年9月29日
■記者 馬上稔子
外務省の招きで来日している「国連軍縮フェローシップ計画」の一行26人が26日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学するなど原爆被害の実態を学んだ。
ロシアなど核兵器保有国を含む25カ国の若手外交官ら。資料館では、原爆で廃虚となった街の様子を示すパノラマ模型や、放射線の影響を説明するパネルの前に立ち止まり、真剣な表情で見入っていた。この後、原爆慰霊碑に花を手向けた。被爆証言にも耳を傾けた。
スロベニア国連代表部のクレメン・ポラクさん(34)は「将来、核軍縮にかかわる人間として一層の責任を感じた」。中国外務省軍備管理軍縮局のツァオ・クンさん(29)は「核兵器が二度と使われないよう、最善を尽くさなければ」と話していた。
フェローシップ計画は軍縮専門家を育成する狙いで1979年にスタート。1983年から毎年、広島を訪れている。
(2009年9月27日朝刊掲載)
外務省の招きで来日している「国連軍縮フェローシップ計画」の一行26人が26日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学するなど原爆被害の実態を学んだ。
ロシアなど核兵器保有国を含む25カ国の若手外交官ら。資料館では、原爆で廃虚となった街の様子を示すパノラマ模型や、放射線の影響を説明するパネルの前に立ち止まり、真剣な表情で見入っていた。この後、原爆慰霊碑に花を手向けた。被爆証言にも耳を傾けた。
スロベニア国連代表部のクレメン・ポラクさん(34)は「将来、核軍縮にかかわる人間として一層の責任を感じた」。中国外務省軍備管理軍縮局のツァオ・クンさん(29)は「核兵器が二度と使われないよう、最善を尽くさなければ」と話していた。
フェローシップ計画は軍縮専門家を育成する狙いで1979年にスタート。1983年から毎年、広島を訪れている。
(2009年9月27日朝刊掲載)