「平和と軍縮」テーマのG8議長サミット 広島市が日程案発表
08年4月18日
■記者 金井淳一郎
広島市は15日、9月に中区の広島国際会議場である主要国(G8)下院議長会議(議長サミット)について、衆議院側が示した日程案を明らかにした。原爆資料館の視察のほか、市が要望した記念コンサートへの出席も盛り込まれた。
同会議推進本部(本部長・秋葉忠利市長)の会合で説明した。日程案によると、参加国の議長は会議前日の9月1日、東京都内での公式行事を終えて広島入り。市などが主催し、広島交響楽団が出演する記念コンサートを鑑賞する。
会議当日の2日目は、平和記念公園で原爆慰霊碑に献花し、原爆資料館を視察。広島国際会議場に移動し「平和と軍縮」などをテーマに意見交換する。終了後は原爆ドームと並ぶ広島の世界遺産、宮島を訪れる。
被爆者との対話や市民団体との交流の場は現時点で設けらていないが、市は「日程は変更される可能性がある」として衆議院側との調整を続ける。
推進本部はこの日、安全確保計画の策定▽海外向け観光パンフレットの作成▽小中学生による歓迎活動など17の事業計画を決定。秋葉市長は「会議の成功と期間中の安全に向けて取り組んでほしい」と呼び掛けた。
広島市は15日、9月に中区の広島国際会議場である主要国(G8)下院議長会議(議長サミット)について、衆議院側が示した日程案を明らかにした。原爆資料館の視察のほか、市が要望した記念コンサートへの出席も盛り込まれた。
同会議推進本部(本部長・秋葉忠利市長)の会合で説明した。日程案によると、参加国の議長は会議前日の9月1日、東京都内での公式行事を終えて広島入り。市などが主催し、広島交響楽団が出演する記念コンサートを鑑賞する。
会議当日の2日目は、平和記念公園で原爆慰霊碑に献花し、原爆資料館を視察。広島国際会議場に移動し「平和と軍縮」などをテーマに意見交換する。終了後は原爆ドームと並ぶ広島の世界遺産、宮島を訪れる。
被爆者との対話や市民団体との交流の場は現時点で設けらていないが、市は「日程は変更される可能性がある」として衆議院側との調整を続ける。
推進本部はこの日、安全確保計画の策定▽海外向け観光パンフレットの作成▽小中学生による歓迎活動など17の事業計画を決定。秋葉市長は「会議の成功と期間中の安全に向けて取り組んでほしい」と呼び掛けた。