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核兵器廃絶を求め 広島市に署名提出 福岡の生協

■記者 東海右佐衛門直柄

 エフコープ生活協同組合(福岡県篠栗町)は2日、核兵器廃絶を求める2万4368人分の署名を広島市に提出した。秋葉忠利市長が会長を務める平和市長会議のキャンペーン「都市を攻撃目標にするなプロジェクト」に賛同している。

 プロジェクトは市長会議が提唱し、2020年までの核兵器廃絶を目指す「2020ビジョン」の一環。2006年に開始した。エフコープの梶浦孝弘理事長たち7人が市役所で秋葉市長に署名を手渡し「今後も地域で取り組みたい」と伝えた。

 市長会議には計56万人分の署名が寄せられ、昨年10月までに37万人分を国連に届けた。残る署名は、来年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に提出する。

(2009年11月3日朝刊掲載)

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