×

ニュース

被爆地訪問「在任中に」 オバマ大統領が意欲

 オバマ大統領は9日、被爆地広島、長崎への訪問について「在任中にいつか、訪問することができれば、名誉なことだ」と述べ、将来の訪問に意欲を示した。NHKのインタビューで語った。

 大統領は「今回の訪日では予定が詰まっており、残念ながら訪問はできない」と説明。「広島と長崎の記憶は、世界の人々に刻み込まれている」と話した。

 また、鳩山政権が行っている在日米軍再編問題の見直しに理解を示した上で「同盟や協議してきた(在日米軍)基地再編が日本の国益にかない、今後も継続するという結論に達すると確信している」と述べ、現行合意の継続と着実な履行に期待を表明。

 「鳩山首相は日本で前例のない変革を起こした」と言及。政権交代に伴って「今後の進め方を再検討するのは極めて適切なことだ」と語った。

(共同通信配信、2009年11月11日朝刊掲載)

関連記事
オバマ大統領 被爆地訪問 広島・長崎市長 連名コメント(09年11月11日)
被爆地訪問 オバマ氏意欲 ヒロシマ 歓迎と期待 (09年11月11日)
被爆地訪問オバマ氏意欲 「実現への鍵」識者に聞く (09年11月11日)

年別アーカイブ