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オバマ大統領 被爆地訪問 広島・長崎市長 連名コメント

■記者 吉原圭介

 広島市の秋葉忠利市長と長崎市の田上富久市長は10日、オバマ米大統領が被爆地訪問の意向を示したことを歓迎し、「できるだけ早い時期の実現を期待する」とのコメントを連名で発表した。

 両市長は、オバマ大統領が被爆の実態に触れた上で核兵器のない世界へのリーダーシップを発揮するよう願ってきたとし、「歴史的訪問が、より良き未来への大きな一歩となり、被爆者の掲げてきた和解の精神がその道を照らす光になることを確信している」と結んでいる。

 両市長は10月下旬、米国も含めた核保有国首脳が来年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議までに被爆地を訪れるよう、東京都内の各国大使館に要請した。

(2009年11月11日朝刊掲載)

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