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被爆地訪問を3ヵ国に要請 広島市

■記者 岡田浩平

 広島市の豊田麻子副市長は27日、東京都内にあるミャンマー、イラン、キューバの3カ国の大使館を訪れ、首脳の被爆地訪問を要請した。

 豊田副市長は、長崎市の神近宣博東京事務所長とともに大使らと面会。来年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の前に広島、長崎を訪れ被爆の実態にふれてほしいという両市長連名の首脳あての要請書を手渡した。

 3カ国の大使館を訪問後、豊田市長は「いずれも本国へ伝えると言い、両市の取り組みに一定の理解を示していただけた」と話した。  3カ国は10月の国連総会第1委員会(軍縮)での核兵器廃絶決議案の採決を棄権。ブータンにも近く郵送する。

(2009年11月28日朝刊掲載)

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