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こども記者が河野洋平衆院議長に取材 G8広島サミットや平和への思いを聞く

■記者 吉原圭介

 中国新聞に定期連載中の「ひろしま国 10代がつくる平和新聞」のジュニアライター4人が24日、河野洋平衆院議長に東京の議長公邸でインタビューした。9月2日に広島市である主要国(G8)下院議長会議(議長サミット)にかける思いと、平和に対する考えを子どもの視点で聞いた。

 河野議長は広島県内外の子どもたちへのメッセージとして「議長サミットが開かれることで広島が世界平和を考える重要な場所なんだということを知ってほしい。戦後60年以上たち被爆者が少なくなる中で、若い世代が、被爆体験をよく聞いて正確に次の世代に伝えなければと再認識するきっかけにして」と呼び掛けた。

 ジュニアライターの「広島で子どもサミットを開いては」との提案に対しては「被爆地広島で外国の同じ世代の人と話をすることには意味がある。いいアイデアだ。実現すればとてもいいと思う」と話した。

 参加した小学6年坂田弥優(みゆ)さん(12)は「議長サミットにかける強い意志を感じた。戦争そのものがいけないんだという主張がよく分かった」と感想を話した。

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