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NPT会議へ協力要請 広島県知事、米総領事と会談

■記者 加納亜弥

 広島県の湯崎英彦知事は14日、県庁で在大阪・神戸米総領事館のエドワード・ドン総領事と会談した。湯崎知事は、来年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の成功に向け米国が一層努力するよう要請した。

 ドン総領事は広島日米協会の行事に先立ち、県庁を訪ねた。湯崎知事は「NPT再検討会議を成功させ、核兵器廃絶に積極的に取り組むよう大使や本国に伝えてほしい」と強調。ドン総領事は、オバマ大統領がノーベル平和賞受賞の演説で「平和のために努力する」と述べたことを指摘。「千里の道も一歩からだ」と述べた。 

 ドン総領事はこの日、広島市の秋葉忠利市長も訪問した。

(2009年12月15日朝刊掲載)  

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