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核兵器廃絶 活動を紹介 広島でパネル展 ひろしま国も

■記者 明知隼二

 核兵器廃絶の取り組みを紹介する展示会が23日、広島市東区光町の創価学会広島池田平和記念会館で始まった。21カ国・地域の50都市以上で開催してきた「核兵器廃絶への挑戦と人間精神の変革」展の国内第1弾。広島創価学会が主催し、2月7日まで。無料。

 広島の原爆被害や世界の核兵器の現状、廃絶に向けた取り組みなどをパネル約70枚で紹介。創価学会インタナショナル(SGI)による各国要人への働きかけもある。

 このほか中国新聞で連載中の「ひろしま国 10代がつくる平和新聞」のパネル約70点も展示されている。

 佐伯区の主婦河野文恵さん(59)は「武力ではなく対話で平和を築く努力の大切さをあらためて感じた」と話していた。

 SGI創立35周年記念事業の一環。今後は国内で順次開催する。同会館Tel082(506)4111。

(2010年1月24日朝刊掲載)

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