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「核なき世界」へロゴ 広島市

■記者 東海右佐衛門直柄

 広島市は1日、核兵器のない世界を目指す「オバマジョリティー・キャンペーン」のロゴマーク=イラスト=を発表した。ポスターやグッズに活用し、国際世論の盛り上げを図る。

 オバマジョリティーは、オバマ米大統領が昨年4月のプラハ演説で核兵器の廃絶努力を明言したことを受け、世界の大多数(マジョリティー)が廃絶を支持する―との意味を込めた造語。

 ロゴは「Obamajority」とアルファベットで表記し、頭文字の「O」にプラハを中心とする世界地図をあしらった。広島市出身の映画美術監督、部谷京子さんがデザインした。プラハから廃絶を求める輪が広がる様子という。

 市はロゴ入りポスター3300枚を印刷。5月に米国・ニューヨークである核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けて各国駐日大使たちに郵送するほか、公共施設に掲示する。

(2010年2月2日朝刊掲載)

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