レンズ越し「夜の平和公園」 写真家 笹岡さん 故郷で初の個展
10年2月12日
■記者 道面雅量
広島市安佐南区出身の写真家笹岡啓子さん(31)=東京都=の個展が中区上八丁堀のギャラリーGで開かれている。故郷では初の個展に、平和記念公園や周辺の風景を撮った「PARK CITY」シリーズの8点を出展している。14日まで。
昨年末に写真集も出版された代表的なシリーズ。夜間、ほとんど真っ暗の公園を撮ったり、原爆資料館内の無人の空間を撮ったりと特異な作風で、ヒロシマの新たな写真表現を探っている。
笹岡さんは東京造形大で学び、現代美術展での受賞や東京などでの個展を重ねてきた。「地元の人がどう見てくれるか楽しみ」と話す。
(2010年2月11日朝刊掲載)
広島市安佐南区出身の写真家笹岡啓子さん(31)=東京都=の個展が中区上八丁堀のギャラリーGで開かれている。故郷では初の個展に、平和記念公園や周辺の風景を撮った「PARK CITY」シリーズの8点を出展している。14日まで。
昨年末に写真集も出版された代表的なシリーズ。夜間、ほとんど真っ暗の公園を撮ったり、原爆資料館内の無人の空間を撮ったりと特異な作風で、ヒロシマの新たな写真表現を探っている。
笹岡さんは東京造形大で学び、現代美術展での受賞や東京などでの個展を重ねてきた。「地元の人がどう見てくれるか楽しみ」と話す。
(2010年2月11日朝刊掲載)