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「広島、平和思い起こす場所」 APEC事務局長 湯崎知事を訪問

■記者 加納亜弥、明知隼二

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)のムハマド・ヌール・ヤコブ事務局長(マレーシア)が1日、県庁に湯崎英彦知事を訪問した。

 湯崎知事は、11月に横浜市であるAPEC首脳会議を前に高級事務レベル会合が広島市で開かれたことに対し「APECを広島でスタートしてもらえたことに大変感謝している」と述べた。ヌール事務局長は「APECの成功が世界の繁栄と平和につながる。広島は、平和の重要性を思い起こさせてくれた場所だ」と振り返った。

 この日、ヌール事務局長は広島市役所に秋葉忠利市長も訪ね、市内で20~23日にあったAPECジュニア会議について「若い人たちがAPECと平和に触れる良い機会になった」と語った。

(2010年3月2日朝刊掲載)

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