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平和の劇 一緒に演じよう 原爆テーマ 21日オーディション

■記者 金崎由美

 広島への原爆投下を題材にした創作劇に取り組む「I PRAY」実行委員会が、今年の出演者を募集している。21日に広島市中区の広島YMCAでオーディションを開く。

 1996年から毎年、公募した出演者が平和の尊さを表現している。被爆2世のダンス講師、木原世宥子(ようこ)さん(南区)が指導。今年は6月13日に広島YMCA国際ホール、8月1日に中区の広島アステールプラザでの公演が決まっている。

 応募資格は4歳以上の男女。オーディション会場に顔写真(縦4センチ、横3センチ)を持参し「自分にとっての平和とは何か」を語るとともに、簡単なステップで体を動かす。約60人を選ぶ。合格すれば今月末から毎週日曜、市内でけいこする。

 応募締め切りは19日。実行委Tel082(227)2884。電子メールmatsuura@hymca.jp

(2010年3月5日朝刊掲載)

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