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■記者　城戸収

　県とひろしま平和貢献ネットワーク協議会（２８団体）は、中学校の社会科の補助教材として、中四国地方で唯一の国連機関である国連訓練調査研究所（ユニタール）広島事務所を紹介するリーフレットを作成した。県内すべての新中学３年生約２万７千人に配る。

　Ａ４判８ページ。紛争後の平和構築のための人材育成機関であるユニタールの役割や歩みを解説。広島事務所が「紛争からの復興」「世界遺産の管理と保全」「海洋と人間の安全保障」をテーマに展開する研修プログラムや、アレクサンダー・メヒヤ所長のメッセージを盛り込んだ。

　国連について学ぶ際、身近にあるユニタールや国連と広島とのかかわりを知ってもらおうと初めて作った。国公私立２７３校に３月中に発送する。

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