ＮＰＴに響け 廿日市の光井さんら５月にＮＹ公演
10年3月14日
■記者 増田咲子
核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議に合わせた平和チャリティーコンサートが５月１６日、米ニューヨークのカーネギーホールである。呼び掛け人でチェンバロ奏者の光井安子さん（５９）＝廿日市市＝と、核兵器保有５大国のアーティストが平和への願いを込めて共演する。
米国の平和のしらべ財団（鳥居具子（ともこ）理事長）と平和コンサート実行委（山本一隆委員長）が主催。光井さんのほか米国、ロシア、フランス、英国、中国からピアニストや児童合唱団などが出演、「さくらさくら」など約１５曲を披露する。故栗原貞子さんの詩「生ましめんかな」の英語朗読もある。収益は広島県や広島市などがつくる放射線被曝（ひばく）者医療国際協力推進協議会（ＨＩＣＡＲＥ）に寄付する。
鳥居理事長と光井さんは１１日、広島市役所で記者会見。光井さんは「核保有国と日本のアーティストが足並みをそろえ、世界共通の言葉である音楽を通して平和を訴えたい」と意気込んでいた。
（２０１０年３月１２日朝刊掲載）
核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議に合わせた平和チャリティーコンサートが５月１６日、米ニューヨークのカーネギーホールである。呼び掛け人でチェンバロ奏者の光井安子さん（５９）＝廿日市市＝と、核兵器保有５大国のアーティストが平和への願いを込めて共演する。
米国の平和のしらべ財団（鳥居具子（ともこ）理事長）と平和コンサート実行委（山本一隆委員長）が主催。光井さんのほか米国、ロシア、フランス、英国、中国からピアニストや児童合唱団などが出演、「さくらさくら」など約１５曲を披露する。故栗原貞子さんの詩「生ましめんかな」の英語朗読もある。収益は広島県や広島市などがつくる放射線被曝（ひばく）者医療国際協力推進協議会（ＨＩＣＡＲＥ）に寄付する。
鳥居理事長と光井さんは１１日、広島市役所で記者会見。光井さんは「核保有国と日本のアーティストが足並みをそろえ、世界共通の言葉である音楽を通して平和を訴えたい」と意気込んでいた。
（２０１０年３月１２日朝刊掲載）
