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大統領が見た東ティモール 16日から都内写真展 広島でも紹介

■記者 吉原圭介

 14日に来日するジョゼ・ラモス・ホルタ東ティモール大統領が自ら撮影した写真の展示会が16~21日、東京都内である。中国新聞社が19日に広島市中区の原爆資料館東館で主催する大統領との対話の集いでも一部を紹介する。

 写真展「未来を見ること、振り返ること~大統領の見た世界」は東ティモールの駐日大使館が主催し、東京都中央区銀座3丁目の松島ギャラリーで開く。東ティモールの民族自立に尽力し、1996年にノーベル平和賞を受賞した大統領が撮りためた人物や風景26枚を展示する。

 広島では5枚を会場に並べ、スクリーンにも映す。日本の北原巌男駐東ティモール大使は「現地の様子がよく分かる素晴らしい写真。ぜひ見てほしい」と話している。

 「ラモス・ホルタ大統領との対話~核兵器廃絶と平和構築を目指して」は19日午後6時から。大統領の講演、県民や市民との対話がある。入場無料。同時通訳付き。聴講希望者は往復はがきに住所、名前、年齢、電話番号を書き、返信面にあて名を記入して〒730―8677広島市中区土橋町7の1、中国新聞社ヒロシマ平和メディアセンターへ。15日必着。定員250人で、応募多数の場合は抽選する。センターTel082(236)2805。

(2010年3月12日朝刊掲載)

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