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核廃絶署名2394人分 高校生ら 平和センターに提出

■記者 新田葉子

 県生活協同組合連合会と高校生たちでつくる「2020ネットワーク」は24日、核兵器廃絶などを呼び掛けて街頭で集めた署名2394人分を広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長に手渡した。

 ネットワークは、2020年までに核兵器廃絶を目指す平和市長会議の取り組みを後押ししようと、昨年6月から毎月20日、広島市中区で街頭活動。「都市を攻撃目標にするな」などと訴える賛同署名を集めた。

 高校生代表の広島女学院高2年野上祐梨子さん(17)は「署名が増え、思いが伝わっていく手応えを感じた」と話していた。署名は、リーパー理事長が5月に米国である核拡散防止条約(NPT)再検討会議の議長に提出する。

(2010年3月25日朝刊掲載)

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