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原爆の悲劇 米学生に語る 広島の高校生3人

■記者 明知隼二(ワシントン発)

 訪米中の「中高生ノーニュークネットワーク広島」の高校生3人は26日(日本時間27日)、ワシントン近郊の私立校フレンズ・ミーティング・スクール(メリーランド州)を訪ね、子どもたちに原爆被害の悲惨さを語りかけた。

 金森雄司君(17)、高本友子さん(17)、岡田悠輝君(16)は同校の7~15歳の計44人に、原爆の熱線のすさまじさを解説したり、今も体験を語りたがらない被爆者がいることを伝えたりした。

 3人はこの日で、原爆投下国の首都で核兵器廃絶を訴える1週間の活動を締めくくった。27日、帰国の途に就く。

(2010年3月28日朝刊掲載)

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