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NPT会議に向け 核廃絶署名を託す 秋葉市長へ高校生

■記者 増田咲子

 広島、福山市内の高校生が6日、核兵器廃絶を求める4万4967人の署名を秋葉忠利広島市長に手渡した。

 署名は5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の議長に届けようと、全国で31中高校、県内で9校が取り組んだ。うち広島女学院高(広島市中区)修道高(同)崇徳高(西区)盈進高(福山市)の生徒19人が広島市役所を訪問。署名を受け取った秋葉市長は「2020年までの核兵器廃絶に向け一緒に頑張りたい」と述べた。

 署名実行委の委員長で広島女学院高3年の野上祐梨子さん(17)は「市民から集めた廃絶への思いを各国首脳に届けてほしい」と話していた。

(2010年4月7日朝刊掲載)

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