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2015年核廃絶サミット 秋葉市長に開催要望 公明市議

■記者 野田華奈子、加納亜弥

 広島市議会の公明党は12日、秋葉忠利市長に被爆70年となる2015年に、広島と長崎の両市で「核廃絶サミット」を開催するため協力を求める要望書を提出した。  サミットは、創価学会の池田大作名誉会長が提唱している。平木典道幹事長から要望書を受け取った秋葉市長は「被爆70年という重要な年に、一つの可能性として真剣に検討したい」と述べた。要望書は、核兵器保有国の首脳を集めたサミットを実現するため、広島市が日本政府に呼び掛けるよう求めている。

 広島県議会の公明党議員団も湯崎英彦知事に協力を要請した。知事は「広島市と長崎県、市と歩調を合わせて考えたい」と話した。

(2010年4月13日朝刊掲載)

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