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広島の五輪招致にローマ市長エール 「インパクト強い」

■記者 増田咲子

 2020年夏季五輪の招致を目指すローマ市のジャンニ・アレマノ市長は12日、訪問先の広島市内で、広島市が同五輪の招致を検討していることに関連し「広島のインパクトは強い。ほかの候補地よりアピール力がある」と述べた。

 原爆資料館(中区)の見学後に報道各社の質問に答えた市長は「ともに候補地として認められれば、正々堂々とライバルとして闘いたい」とも語った。

 またアレマノ市長はこの日、20年までの核兵器廃絶や世界平和を求める秋葉忠利広島市長との共同声明を発表。五輪については「開催地がどこであっても素晴らしいオリンピックを創(つく)る共通の目的達成のため努力する」とした。

(2010年4月13日朝刊掲載)

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