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映画でたどる被爆証言の旅 西区で上映会

■記者 村島健輔

 世界一周の船旅を通じて被爆者が体験を語る姿をとらえたドキュメンタリー映画2本の上映会が21日、広島市西区横川新町の西区民文化センターである。

 エリカ・バニャレロ監督(29)=コスタリカ=の「フラッシュ・オブ・ホープ」は、折り鶴に込められた核兵器廃絶への願いを伝える。国本隆史監督(29)=神戸市=の「ヒバクシャとボクの旅」は、若い被爆者に焦点を当て、被爆体験の継承について考える。

 両監督は非政府組織(NGO)ピースボートが企画した2008年9月からの航海に同行撮影した。上映会もピースボートの主催で入場無料。午後6時から両監督によるトークイベントがあり、上映は同6時半から。ピースボート事務局Tel03(3363)7561。

(2010年4月15日朝刊掲載)

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