「ヒロシマ・アピールズ」ポスター 長友啓典さんが制作
10年4月21日
■記者 増田咲子
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)と広島国際文化財団(山本信子理事長)は20日、平和を訴える「ヒロシマ・アピールズ」ポスターの13作目の制作者に、グラフィックデザイナーで東京造形大客員教授の長友啓典さん(71)=東京都港区=を選んだと発表した。
長友さんは1969年、イラストレーター黒田征太郎さんとデザイン事務所K2を設立。雑誌のアートディレクターなどとして活躍し、平和や環境など社会性に富んだ作品も数多く手掛けている。
JAGDAは「戦時中の空気感を体験したトップレベルのデザイナー」と選定理由を説明。大阪市出身で、戦時中は広島県東部へ疎開していた長友さんは「原爆投下の日は鮮明に覚えている」とコメントを寄せている。
ヒロシマ・アピールズの制作は1983年に始まった。7月に完成予定で、約3千部を印刷し教育機関や平和団体などに配る。
(2010年4月21日朝刊掲載)
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長友さんは1969年、イラストレーター黒田征太郎さんとデザイン事務所K2を設立。雑誌のアートディレクターなどとして活躍し、平和や環境など社会性に富んだ作品も数多く手掛けている。
JAGDAは「戦時中の空気感を体験したトップレベルのデザイナー」と選定理由を説明。大阪市出身で、戦時中は広島県東部へ疎開していた長友さんは「原爆投下の日は鮮明に覚えている」とコメントを寄せている。
ヒロシマ・アピールズの制作は1983年に始まった。7月に完成予定で、約3千部を印刷し教育機関や平和団体などに配る。
(2010年4月21日朝刊掲載)
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