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こんな平和公園 多彩にアイデア こども環境学会で提案 広島

■記者 村島健輔

 子どもの成育環境を考えるため広島市で開かれている「こども環境学会」は2日目の24日、市内各地で分科会などを続けた。

 袋町小(中区)ではワークショップ「こどもたちの平和公園」があり、小学2年から中学2年までの18人が、平和記念公園(中区)にあったらよいと思うアイデアを模型にして持ち寄った。

 折り鶴を折るレストラン、公園全体を見渡す展望台、屋外ステージなどをペットボトルや段ボールを使って提案。建築家の伊東豊雄さんの助言を受けながら縦7メートル、横4メートルの地図上に並べ、紙でハトを折ったり花畑を描き加えたりして、にぎやかな「平和公園」を完成させた。

 中国新聞で連載中の「ひろしま国 10代がつくる平和新聞」展も市まちづくり市民交流プラザ(中区袋町)で始まった。紙面のパネルなど約110点を並べ、学会最終日の25日も展示する。

(2010年4月25日朝刊掲載)

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